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学习草药顺口溜  ハーブの効能原則

  中医学は陰陽五行の考え方が大原則です。 中医学にのっとった食生活には味や色どりを五行に当てはめて、それぞれに共通の効用があると考えられています。 ハーブにもその考え方が生かされています。 それぞれのハーブには、それぞれ独自の効用がありますが、大別することができま...

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2016-04-20

紫苏 紫蘇 Shiso しそ Pokok pudina Jepun

紫苏 : Perilla frutenscens

【性味 / 归经】 肺、脾、胃
苏叶(蘇葉) :辛,温。
苏子(蘇子) :辛,温。
苏梗(蘇梗) :辛,甘,微温。

【主治功能】
 苏叶(蘇葉)  :解表散寒(風邪のひきはじめ),理気(体内の気の巡りを整える),安胎,解魚蟹毒(海鮮類の解毒),有香気。
 苏子(蘇子)  :降気化痰(つかえている気を下して、痰を取り除く),止咳平喘(咳を止め呼吸を整える),潤腸通便(腸を潤し、便秘を解消する)。
 苏梗(蘇梗)  :理気寛中(気の巡りを整えておなかをリラックスさせる),安胎。

【别名】 红紫苏, 红苏, Perilla, Shiso, Pokok Pudina Jepun, シソ(紫蘇)

 

唇形科


苏叶(蘇葉)シソの葉 :
  • 外感風寒 (「風邪をひいたかな」と寒気、悪寒を感じる。暑さよりも、寒さのほうが大きい感じ),
  • 脾胃気滞 (おなかが張っている感じ),
  • 胎動不安 (おなかの赤ちゃんが安定しない),
  • 妊娠悪阻 (つわり)。 
苏子(蘇子)シソの実:
  • 咳喘痰多 (痰の絡んだ咳、そこからくる呼吸の不調),
  • 腸燥便秘 (腸に水分が足らないことからくる便秘)。
苏梗(蘇梗)シソの茎 :
  • 脾胃気滞 (おなかが張っている、つかえている感じ),
  • 脘腹疼痛 (胃の痛み),
  • 妊娠悪阻 (つわり),
  • 胎動不安 。
  •  
 【用法】 苏叶,苏子,苏梗 各 5-10g  水煎服。
     それぞれ、保健薬としての分量は5-10gが適量です。
            
     苏叶 解鱼蟹毒 可用至30-60++g  
     シソの葉を魚介類の解毒剤として使う場合は、大目に使います。
              
     *外用适量,鲜苏叶 捣敷 或 水煎洗患处。

【选方】
1)风寒感冒 : 苏叶,生姜 各 5g  水煎服。

2) 咳嗽气喘 : 苏子,莱菔子,白芥子 各 6g 水煎服。

3) 妊娠恶阻 : 苏叶 10g, 陈皮,砂仁 各6g  水煎服。 再加 生姜 3-5片都可。

4) 呕吐 : 苏叶 50g 水煎服。

5)预防感冒 : 泡茶 当健康茶来喝。

シソは日本では、薬味として使うのが一般的です。それは、特に、魚介類の解毒作用を期待されてのものです。

漢方では、発汗作用の高さをかわれて、生姜や陳皮(みかんの皮を干したもの)と一緒に、風邪のひきはじめによく使われます。

また、おなかの張る症状や、気の巡りが滞る症状を緩和することで、つわりや、嘔吐にも使われます。

日本では、赤いチリメンシソ、もしくは緑の大葉が一般的ですが、食用できる同種の植物はそれ以外にも種類が豊富です。
赤い色と、緑のものがあります。
葉は、相対してつきます。

2016-04-11

苎麻 カラムシ Ramie

苎麻 :  Boehmeria nivea

【主治効能】 清熱利尿 : 体の熱を冷まし、排尿を促進する
         安胎止血 : 胎児を安定させる
         解毒 
  
【性味/帰経】 寒、甘  肝経、心経、膀胱経 

【别名】  苎麻,野苎麻,野麻,家麻,カラムシRamie 

荨麻科

カラムシは、古来より、食用・薬用よりも、繊維をとるための栽培・利用が多い。
日本においても、同様で、衣類や紙、漁網を作るために栽培が奨励されてきた歴史を持つ。

薬用としては、臭いのある茎を除き、根と葉が用いられる。(茎の皮からは、繊維が取れる)
药用:根,叶....不用茎(茎内有股香味)


性能 : 根 = 甘、寒。 清熱利尿(熱を冷まし、排尿を促進する),凉血安胎(血をきれいにし、胎児を安定させる)。
           葉 = 甘、凉。 止血解毒。

用药禁忌:无实热者慎服。《本草经疏》:“病人胃弱泄泻者勿服,诸病不由血热者亦不宜用。
       症状が実熱からくるものではない場合には、慎重に使うこと。
      胃が弱く、下痢をしているものには使わない。
      血熱からくる症状には向かない。

主治 : 根 = 感冒発熱(風邪による発熱),
          麻疹高焼(ハシカによる高熱),
          尿路感染,
          腎炎水腫(腎臓の炎症からくるむくみ),
          孕妇腹痛(妊婦の腹痛),
          胎動不安(孕妇身热而起)(妊婦の体に熱がこもっていることからくる胎動不安),
          先兆流产(切迫流産)。

     外用 = 
☆治跌打损伤,骨折,疮疡肿毒。  外用では、打ち身捻挫、骨折、できものはれ物に効くとされる。
            
☆ 叶外用治创伤出血,虫蛇咬伤。特に、カラムシの葉は、切り傷、蒸しや蛇にかまれた傷の止血に良いとされる。

1)先兆流产:鲜苎麻根 120g, 仙鹤草10g,猪瘦肉 120g 水炖 5-6小时,服汤食肉。
2)妊娠漏血:苎麻根 30g, 鸡蛋 2个 洗好一起煮,鸡蛋熟了之后,去壳,再煮。服汁和蛋。
3)习惯性流产:苎麻根 10g, 糯米 45g,共煮粥,饭前服。(“糯米”要它的粘性。不能太多。太多会伤胃。)     KL academy of TCM